アニメ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 。6話感想。外の世界へ!

アニメ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 6話の感想です。

今回は、天文台に集められたドールたちが貴重本の写本をするお話のようです。
天文台の職員(男性)80名とドール(代筆家)80名がペアを組んで、その作業に当たるよう指示が。

絵も綺麗だし、音楽もジブリのようですね!ワクワクします。
ところであのヴァイオレットちゃんの友人らしきチャイナな女の子。出す必要あるかな?原作(あったんですね)リスペクトかもしれません。

ヴァイオレットちゃんとペアを組むのは、ドールという女性ならではの(と言われる)職業に就く女性を嫌悪しているリオン君。

彼は18歳くらいに見えますが、ヴァイオレットちゃんの前回判明した歳がまさかの14歳だったので、彼もまたそのくらいかもしれません。

思春期くらいの男の子なら、その思考にも、その言動が割とそのまま出ているところにも頷けますね。

ところで、彼、女の子みたいで可愛いね。それがコンプレックスだったりして。それか母子関係かな?

二人で作業を始めるも、リオンくんつっけんどんw

そして、今までの登場人物の多くがヴァイオレットちゃんの義手にハッとしてように、彼もまた驚きました。

つい最近まで戦争があったのに、戦禍は届かなかったのかもしれません。
インテリだから俗世離れした機関なのかもしれませんね。

けど、登場人物、割とみんな驚くよね。

たまにその辺、綺麗でいかにもな女の子なのに、ハンディキャップを負っている、っていうのが、なんか私、すごいでしょっていうのが出てるような気がしてあまり好きになれません。いや、そりゃちょっとしたカタルシスはありますけど。

現代の社会で「女性」なのに、社会進出している人に共感してもらうための演出でしょうか。

これだと捉え方が逆かな?

でも、この後おそらく相手はヴァイオレットちゃんの技量か考えに感服するだろうことが予想できるので、現代の社会でお仕事を頑張っている女性への、負けるな〜ってエールなのかもしれませんね。

星空の下で、なぜドールになったのかを語るヴァイオレットちゃん。
随分情緒的に変化したようです。

「任務」ではなく「役目」に彼女の中でドールのお仕事が変化した模様。

疑問なんですけど、彼女ってあんまり人の話を聞きませんよね。
いつだって自問自答しています。あるいは、自分のことを話しています。

彼女の物語だからかもしれませんが。あるいは育ち方により、彼女の興味の範囲が限られているからか。

そういう演出の頻度が多いせいか、ちょっとくどく感じます。

夜が明けて。
ヴァイオレットちゃん、他の職員になんかテンプレな絡まれ方をします。

リオンくんが孤児だったから鼻持ちならないやつだろうと。
それをきっぱり「私も孤児ですから身分や出身で話す相手が決まるのなら私に話しかけない方が良いかと」と言い返すヴァイオレットちゃん。

おお、かばった!たぶん。
こういうときに、ちゃんと自分の意見を言える子って気持ちがいいですね。私だったらお茶を濁しちゃうと思います。

そして彼らが立ち去った後、怒った顔に生まれついているんだ、というリオンくんに向かって、微笑むヴァイオレットちゃん。

「似ていますね」

って。これは少佐のことでしょうか?
そして、たぶん、可愛い女の子にそんな風に微笑まれて、その子のことが気にならない男子はいないでしょう。

しかも、自分をかばってくれた相手です。
これで、ドールという職業にも敬意を払うようになろうってもんです(まだ早いかな?)

そしてヴァイオレットちゃんが昔軍人だったことを知り、驚くリオンくん。
ていうか彼、「男」と「女」っていう分け方している時点で、彼女のこと女の子としてめちゃくちゃ意識してるよね。あ、でも自覚しているんだ。

ヴァイオレットちゃんを天体観測へ誘うリオンくん。
誘いに力が入りすぎてて、フランスパンが引きちぎれます。初々しくて可愛いなあ。
ここでかかる音楽が壮大で本当に綺麗ですね。

そして天体観測当日、夜中の2時に、ヴァイオレットちゃんにスープを振る舞うリオンくん。中学生のデートみたいで可愛いです。

今回は、彼がういういしくて可愛い話なんでしょうか。

そして、彼の両親の話をヴァイオレットちゃんに語ります。
この辺は冒頭の神話とかけているのかな。

「恋愛というのは、そういう風に人をバカに貶めてしまうんだ」

母親が父親を恋い慕っていた結果、彼は、その両方を失うことになりました。
特に小さな子供にとっては母親は大事な存在ですから、母親が自分ではなく父親を選んだということが彼にとっての傷になったのでしょう。

それが、どうやら彼がこじらせた原因だったらしい。

そして、今度はヴァイオレットちゃんが少佐の話を語ります。

「離れてさみしくないのか?」

そう聞くリオンくんに、

「寂しい、という感情が分かりません」

と返すヴァイオレットちゃん。

「その相手を思い出すことは?」
「いつもです」
「胸が重くなることは?」
「なります」
「なら、それが寂しいってことだ」

この問答の流れ、とてもグッときますね。
ヴァイオレットちゃんの答え方に、ただの親ような存在ではないというのを感じたのでしょう。

「俺とそいつ、どっちをとる?」

となんか嫉妬まざりな質問を。
しかも、自分がヴァイオレットちゃんを引き止められる存在ではないと自覚しているため、「俺との仕事中に、その人物が危険にあると知らされたら?」と遠回りです。
出会ったばかりだから仕方がありませんが、その距離感は切ないですね。

あ、違った。母親と重ねているのか。

「どうやって(あなたに)謝ろうか考えていた」

と謝罪されて、若干しょんぼりしたものの、たぶん、その感情を吹っ切ることができたのでしょう。母親から親離れした瞬間でもあります。

「お前は、その人を愛しているんだな」と告げようとするリオンくん。
でも、それを言い切ることなく、彗星が空を流れました。

アニメの演出のお約束ですが、にくいですね。
ヴァイオレットちゃんが聞いていたらどう反応するのかみたかった。

けど、これは、ヴァイオレットちゃんが自分で気がつかなくちゃいけないってことなのかな?

彗星の絵、綺麗です。
しかもオーロラまで出てる。

マイナス20度近くあるんでしょうか。
友達がフィンランドにオーロラ見に行ったけど、めっちゃ寒かったって言っていたよ。すごいなあ。

そして、仕事も終わり、お別れの時。
リオンくんは、ヴァイオレットちゃんに、「俺もお前のように旅人になる」と告げます。
今まで写本課にいた彼が、外の世界に出ていくことを決意した瞬間です。



今回の話は、中学生の初々しい恋愛を見ているようで微笑ましかったです。
相変わらず、ヴァイオレットちゃんのチートっぷりがひどかったですね。(半分くらい褒めてる)

彼女、体が成長しているし、アンドロイドじゃないよね?

この話って基本、人との一期一会を描いているんですね。
出会って、話して、手紙を書いて、って基本的な流れはあまり変わりません。

今回、ヴァイオレットちゃんは「寂しい」という言葉の中身を認識しました。

そして、ヴァイオレットちゃんだけでなく、触れ合う人も、新しい何か(インスピレーションだったり、人との関係を変えるものだったり)を会得するんですけど、今回彼が獲得したものが私はとても好きでした。

リオンくんは、女性に対するコンプレックスと、それを忌避しようとしたため自分の小さな世界に閉じこもっている子だったんですが、ヴァイオレットちゃんと触れ合ったことで、それを払拭し、外の世界への好奇心を取り戻しました。(ただヴァイオレットちゃんに母性を求めるのは少し危険じゃなかろうか…)

それってとても素敵なことだと思うんです。
というより、私が知らないことを知りたいと思う人間なので、とても共感しました。

外へ、外へと向かう精神って気力がないとできないことだし、そこに若々しさ、というかすごいエネルギーを感じるんです。

何かをしたい、という欲求は、人としての限界を広げるものだと思っています。

このアニメを通してずっとヴァイオレットちゃんが「知りたい」と繰り返していますが、彼女は「愛している」の意味を探りながら、ほかの色んなことをも学び続けているんですね。

この後、彼女がどんな風になるかとても楽しみです。

このアニメは「自分の見たことのないものを見てみたい」「知らないことを知りたい」なんていうロマン主義者たちにはドツボにハマるかもしれません。

そして、穏やかなのでとっても安心してみれると思います。

それにしても、5話の引きで、少佐のお兄さん出てきてたけど、今回の話はそれじゃありませんでした。ちょっと残念です。



















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